Pages テンプレートの多くには、差し込みフィールドが事前定義されていますが、独自の差し込みフィールドを定義するの説明にあるように、独自の差し込みフィールドを作成することもできます。
Pages 書類に差し込みフィールドが定義されていると、そこに連絡先データを埋め込むことができます。
手紙のテンプレードなど、差出人フィールドが含まれている書類を開きます。「アドレスブック」で「自分のカード」として設定したデータが、このフィールドに自動的に埋め込まれます。該当するデータがこのカードにない場合は、フィールドラベルがそのまま残ります。
差出人フィールドのデータに「自分のカード」以外のデータを使用する場合は、アドレスブックカードまたは vCard を書類の差出人フィールドにドラッグします。新しいカードのデータは、書類内のすべての差出人フィールドに適用されます。
Numbers 書類のデータを差出人情報に使うことはできません。
連絡先のアドレスブックカードまたは vCard を選択し、差し込みフィールドにドラッグします。
書類内の差し込みフィールドにはすべて、連絡先のデータが適用されます。差し込みフィールドに該当するデータがこのカードにない場合は、フィールドラベルが表示されます。
必要に応じて、書類を保存/プリントします。
書類を再利用し、他の連絡先のデータを埋め込むには、該当するカードを選択して差し込みフィールドにドラッグします。新しいデータが、手順 2 で挿入したデータと置き換わります。
差し込みフィールドが含まれる書類を開きます。
「編集」>「差し込み印刷」と選択し、ポップアップメニューからグループまたは「すべて」を選択します。
「アドレスブック」で 1 グループまたは「すべて」を選択して、書類の差し込みフィールドにドラッグすることもできます。
表示されたダイアログで、ポップアップメニューから「新規書類」と選択すると、グループに属する各連絡先をセクション分けした新規書類が生成されます。また、ポップアップメニューから「プリンタに送信」を選択すれば、グループ内の各連絡先のデータを埋め込んだ書類をプリントできます。
連絡先情報がないときに近い情報(自宅住所がないときは職場住所)を代わりに表示したくない場合は、チェックボックスの選択を解除してください。
差し込みフィールドが含まれる書類を開きます。
使用するアドレスブックカードを選択し、差し込みフィールドにドラッグします。
表示されたダイアログで、ポップアップメニューから「新規書類」と選択すると、各連絡先のデータを埋め込んだ新規書類が生成されます。また、ポップアップメニューから「プリンタに送信」を選択すれば、各連絡先のデータを埋め込んだ書類をプリントできます。
連絡先情報がないときに近い情報(自宅住所がないときは職場住所)を代わりに表示したくない場合は、チェックボックスの選択を解除してください。
「編集」>「差し込み印刷」と選択し、「Numbers 書類」をクリックします。
表示された Finder ウインドウで Numbers 書類を選択し、「開く」をクリックします。
差し込みフィールドごとに、差し込みウインドウで「対象の名前」ポップアップメニューをクリックし、対象を選択します。
書類を保存/プリントします。
書類を再利用し、他の Numbers データを埋め込むには、該当する Numbers 書類を選択して、手順 1 〜 4 を繰り返します。
上記の処理をしても元の書類には影響がありません。必要に応じて、別の連絡先データを結合して生成する際に再利用できます。
「アドレスブック」や vCard にない連絡先情報を、差出人フィールドや差し込みフィールドで使用することもできます。詳細については、「アドレスブック」や vCard にない連絡先データを使うを参照してください。