透かしやロゴなど、ワープロ書類の全ページの同じ場所に背景イメージを表示することが必要になる場合があります。このように反復して表示されるグラフィックスのことをマスターオブジェクトと呼びます。

書類が複数のセクションに分割されている場合、セクションごとに異なるマスターオブジェクトを配置することができます。1 つのセクション内で、最初のページ、右ページ、左ページにそれぞれ異なるマスターオブジェクトを配置することができます。詳細については、セクションの最初のページにのみほかと異なるフォーマットを設定するおよびセクションの左右の見開きページのフォーマットを設定するを参照してください。

ワープロ書類にマスターオブジェクトを追加するには:
  1. オブジェクトを追加します。

    フローティングオブジェクトについては、フローティングオブジェクトとインラインオブジェクトを参照してください。

  2. オブジェクトをページ上の任意の位置に配置します。

  3. 「フォーマット」>「詳細」>「オブジェクトをセクションマスターに移動」と選択します。「フォーマット」>「詳細」>「マスターオブジェクトを選択可能に設定」と選択して、この項目の横にチェックマークが付いていないことを確認します。

    オブジェクトの選択ハンドルが非表示になり、選択できなくなります。

マスターオブジェクトを編集または移動するには、まずマスターオブジェクトを書類全体で選択できるようにする必要があります。「マスターオブジェクトを選択可能に設定」の前にチェックマークが付いていない場合は、「フォーマット」>「詳細」>「マスターオブジェクトを選択可能に設定」と選択します。選択可能なマスターオブジェクトは選択ハンドルが青色なので、ほかのオブジェクトと外観が異なります。