作業時には、書類をその都度保存するように心がけてください。書類をはじめて保存した後は、コマンド+ S キーを押すと、作業中に、毎回同じ設定を使用してすばやく保存できます。

デフォルトでは、「Keynote」では書類は SFF(Single File Format)で保存されます。これにより、メールメッセージの添付ファイルとしての送信や、Web 上でのアーカイブ、またはほかのファイル・アーカイブ・システムでの書類のアーカイブがより簡単になります。Keynote スライドショーを、SFF ではなく書類パッケージとして保存したい場合は、Keynote 環境設定でオプションを選択することで、そのように選択できます。

書類をはじめて保存するには:
  1. 「ファイル」>「保存」と選択するか、コマンド+ S キーを押します。

  2. 「名前」フィールドに、書類の名前を入力します。

  3. 「場所」ポップアップメニューから、書類を保存したいフォルダを選択します。

    目的の場所が「場所」ポップアップメニューに表示されない場合は、「別名で保存」フィールドの右側にある三角形の開閉ボタンをクリックし、書類を保存したい場所に移動します。

    「場所」ポップアップメニューが表示されない場合は、書類を保存したい場所に移動します。

  4. Mac OS X バージョン 10.5 以降の「Finder」で書類の「クイックルック」をしたい場合は、「書類にプレビューを含める」を選択します。

  5. 書類を「Keynote ’08」または「PowerPoint」を使って開きたい場合は、「コピーを保存」を選択し、目的のファイルフォーマットを選択します。

  6. 書類を別のコンピュータで開く場合は、「詳細設定」をクリックし、書類にコピーする内容を指定するオプションを設定します。

    • オーディオとムービーを書類にコピー:  
      このチェックボックスを選択すると、書類に含まれているオーディオファイルやビデオファイルは保存され、書類を別のコンピュータで開いた場合でも再生されます。このチェックボックスの選択を解除するとファイルサイズは小さくなりますが、メディアファイルも転送しないとメディアファイルは別のコンピュータで再生されません。

      ムービーまたはオーディオを含めるときに、書類全体のサイズを減らす方法については、メディアファイルのサイズを減らすを参照してください。書類内に縮小したサイズのイメージを使用している場合に、書類サイズを減らす方法については、イメージファイルのサイズを減らすを参照してください。

    • テーマのイメージを書類にコピー:  
      このオプションを選択しないで、同じテーマがインストールされていない(独自のテーマを作成した場合など)コンピュータで書類を開くと、その書類の表示は異なります。
  7. 「保存」をクリックします。

    書類が古いバージョンの「Keynote」を使って作成されている場合は、その書類を同じフォーマットで保存するかどうかが確認されます。

書類を書類のパッケージとして保存するには:
  1. はじめて書類を保存する前に、「Keynote」>「環境設定」と選択し、「一般」をクリックします。

  2. 「保存」の下にある「新しい書類をパッケージとして保存」を選択します。

通常、Keynote 書類を保存できるのは、Mac OS X を使用するコンピュータおよびサーバのみです。「Keynote」は、Mac OS 9 コンピュータや Macintosh のサービスを実行する Windows サーバには対応していません。

「Keynote」をコンピュータにインストールしていないユーザと書類を共有する場合は、別のアプリケーションで使用できるようにその書類を書き出すことができます。 ほかのファイルフォーマット(「QuickTime」、「PowerPoint」、PDF など)での書類の書き出しについては、プラットフォーム間でプレゼンテーションを共有するを参照してください。