「Pages」の書類を「Microsoft Word」、PDF、標準テキストなどの他のフォーマットで書き出して、さまざまなプラットフォームで活用できます。

書類をほかのファイルフォーマットで書き出すには:
  1. 「共有」>「書き出す」と選択します。

  2. 書類のフォーマットを選択し、「次へ」をクリックします。

  3. 書類の新しい名前を入力します。

  4. 書類の保存先を選択します。

  5. 「書き出し」をクリックします。

Pages 書類は、以下のフォーマットで書き出すことができます:

  • PDFファイルを作成する場合は、イメージの品質を良質、高品質、最高品質のいずれかに選択できます。「最高」品質の場合、解像度は落ちません。「高」品質の場合、解像度は 150 dpi に落とされます。「標準」品質の場合、解像度は 72 dpi になります。アルファチャンネルのないイメージは JPEG 圧縮されます。圧縮レベルの設定は、「標準」ならば 0.7、「高」ならば 0.9 です。

    PDF はパスワードで保護できます。書類をセキュリティ保護する方法の詳細については、書類をパスワードで保護するを参照してください。

    Mac OS X バージョン 10.4 以降のコンピュータで Pages 書類を書き出すと、ハイパーリンクも書き出されます。PDF 書類では、目次のエントリ、脚注や巻末注、Web ページ、メールメッセージ、ブックマークなどのハイパーリンクが作成されます。

    PDF ファイルは、書類のフォント特性を維持したまま、「プレビュー」および Mac OS X バージョン 10.4 以降の「Safari」で表示またはプリントし、PDF アプリケーションで編集することができます。

  • Wordファイルは、Mac OS X や Windows コンピュータ上で「Microsoft Word」を使って開き、編集できます。

    「Microsoft Word」と「Pages」ではテキストレイアウトが違うので、書き出された Word 書類は Pages 書類とページ数が異なる場合があります。また、(アルファチャンネルを使った)透過イメージなど、特殊な体裁を設定した場合も、表示や出力結果が変わる可能性があります。さらに、異なるレイアウトで表や段組みが書き出されたり、「Pages」で作成したグラフが静的なイメージで表示されたりする場合があります。

  • RTFファイルでは、テキストフォーマットとグラフィックスのほとんどが保持されます。RTF ファイルは、ワードプロセッサで開いて編集することができます。

  • 標準テキストファイルは、「テキストエディット」などのテキスト編集用アプリケーションで開いて編集できます。ただし、標準テキストファイルに書き出した場合、書式設定はすべて削除され、イメージは書き出されません。