ワープロ書類で、オブジェクトを背景に送ると、自動的に選択できない状態になります。これによって、他のオブジェクトを移動したりテキストを選択したりしても、背景のオブジェクトに影響しない状態になります。
オブジェクトを背景オブジェクトにするには、そのオブジェクトを選択してから、「回り込み」インスペクタで「配置」>「オブジェクトを背面に移動」または「配置」>「背景」と選択します。
背景オブジェクトを再配置または編集するには、「配置」>「背景のオブジェクトを選択可能にする」と選択するか、「回り込み」インスペクタで「背景のオブジェクトを選択可能」チェックボックスを選択してからオブジェクトを選択して再配置または編集します。
オブジェクトを背景からページの前面へ移動するには、「配置」>「背景のオブジェクトを選択可能にする」と選択し、背景オブジェクトを選択してから、「背景」>「背景オブジェクトを手前に移動」と選択します。これで、オブジェクトを前面または背面に移動する(オブジェクトを階層化する)の説明にあるように、オブジェクトを背景から前面へ移動できるようになります。
オブジェクトが背景オブジェクトであるかどうかを判断するには、「配置」>「背景のオブジェクを選択可能にする」と選択してから、ポインタをオブジェクト上に置きます。ポインタが白い矢印になれば、そのオブジェクトは背景オブジェクトです。背景オブジェクトではないオブジェクトの上にポインタを置くと、黒い矢印になります。